社会人になったばかりで、資産形成なんてまだ早いと思っていませんか?
実は新社会人こそ、資産形成を始める最大のチャンスです。時間という武器を最大限に使える今こそ、お金との付き合い方を見直し、将来の安心につなげるチャンスなのです。
この記事では、30代でFIREした元証券トレーダーの筆者が、新社会人向けに「今すぐやっておきたい資産形成法」をリスト化して分かりやすく解説します!
この記事を読むと
・20代から資産形成を意識すべき理由が分かる
・資産形成のために何から手を付けるべきか分かる
・資産形成を考える上でやらなくていいことが分かる
Contents
まずは資産形成の目的を考えよう
将来のために投資をしておいた方がいいと思っていても、何をしたらいいのかわからない。それは、"目的"が定まっていないからかもしれません。
何のためにお金が必要か、を明確にすることが資産形成の第一歩です。目的によって、お金を貯めるペースも、選ぶべき手段も変わってくるのです。
以下の記事では、目的別に最適な資産形成方法を解説しています。ぜひご覧ください。
▼ 関連記事
-
-
【目的別に解説】新社会人のための資産形成ガイド
2025/6/16
将来のお金の不安、ありませんか? 「なんとなく貯金しなきゃ」「投資が必要らしい」と思っていても、いざ何をすればいいか分からない…。それは、"目的"が定まっていないからかもしれません。 資産形成の第一歩 ...
新社会人の投資は慎重にやるべき?
投資家のバイブル
となりの億万長者
資産形成の第一歩は「家計の見える化」から
まずは毎月の「収入」と「支出」を把握することが大切です。
家計簿アプリを使えば、手軽にお金の流れを記録できます。中には銀行口座と連携する機能がついているものもありますが、シンプルにひと月分の支出を記録するだけで効果があります。
固定費(家賃、通信費など)
変動費(食費、交際費など)
これを見える化することで、無駄な支出に気づくことができ、貯蓄のベースが整います。
以下の記事では、「投資の種銭を貯めるため」という視点から、支出の見直し方法を提案しています。
結局何から手をつけたらいいの?やるべき行動をリスト化して紹介!
必須リスト①:収支の黒字化と生活防衛資金の確保
まずは定期的な支出を把握したうえで毎月の収支を黒字にすることを目指します。手取りの範囲で生活し、余剰資金を確保しましょう。
・クレジットカードのリボ払いは絶対NG
・手取りの2〜3割を目安に貯蓄する
・生活費の3ヶ月分を準備して保守的に運用(=生活防衛資金)
不測の事態に備えることで、安心して投資に踏み出せる土台ができます。
必須リスト②:会社の福利厚生を最大限活用する
意外と見落とされがちなのが、会社の福利厚生です。
・企業型確定拠出年金(DC)
・財形貯蓄制度や社員持株会
・家賃補助、資提携フィットネス施設など
・資格取得支援、補助金
福利厚生は「非課税の収入」のようなものです。知らずに放置するのはもったいないので、よく確認しておきましょう。
筆者自身もDCに加入し、マッチング拠出も上限まで行っていた他、簿記と宅建の資格支援金制度があったため、これを利用しながら資格を取得していました。
確定拠出型年金とは
必須リスト③:少額でもいいから投資を始める
銀行預金が最高の投資先だった時代(デフレ)は過去のものです。インフレ(物価上昇)対策として現金以外の運用法を積極的に取り入れたいところです。
・ネット証券でNISA口座を開設
・新NISAのつみたて枠を設定(月額1〜3万円程度にしておきましょう)
・iDeCo(個人型確定拠出年金)
・積極的にいくならまずはIPO投資から
まずは月1万円程度から始めて、投資の習慣をつけましょう。インデックス投資で「世界経済全体」に分散投資するのが王道です。
NISA口座はハピタス経由で開設すると無駄がないです。また、ネット証券の方が対面型証券より手数料が安いケースが多いです。
なお、筆者は不動産投資、日経先物・オプション(とささやかなデイトレード収益)で生計を立てていますが、IPO投資は安定しているので継続して実践しています。
余剰資金を目一杯積み立てるという荒業もありますが、手持ち現金に余裕を持ったほうが生活資金に余裕が出て投資の幅も広くなります。
必須リスト④:副業やスキル投資で「稼ぐ力」を伸ばす
20代はお金そのものよりも「稼ぐ力」に投資する最高のタイミングです。
・本や動画で知識を得る
・プログラミングや英語、資格取得などのスキルアップ
・副業に挑戦
本業に一点集中すべきという考え方もありますが、キャリアが多様化する現代ではリスクが高いと筆者は考えます。
資産運用と並行して、キャリア資産も積み上げておきましょう。
筆者は新人~社会人3年目の間に金融、トレード、不動産関係の書籍を100冊以上読んだ結果、今の自分があると思っています。当ブログでも折に触れておすすめ書籍を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
番外編:やらなくていいこと
やるべきことも大事ですが、「やらなくていいこと」を知っておくのも重要です。時間は有限なのです。
・SNSやYouTubeの「自称億り人」、「エセ投資家」に踊らされて暗号通貨やFXに手を出す
・借金してまで投資をする(不動産投資は例外ですがよく勉強してから手を出しましょう)
・情報を集めすぎて何も行動できない
投資に関する情報がすぐに手に入る便利な時代ですが、情報が多すぎて動けなくなってしまうのは気を付けたいです。
いろいろありすぎて混乱する方は、最初はシンプルに「貯金+NISAつみたて+自己投資」からでOKです。
ハイリスク投資は悪か?
筆者が尊敬する「世紀の相場師」
大きなリスクをとれる才能を持った人が何度も破滅する話
バブルの歴史を学ぶ
「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ」と言った人の書籍
まとめ 20代の行動が人生の自由度を決める
資産形成は「時間×習慣」の勝負です。今始めることで、10年後の自分に大きな差がつきます。
今日からできることチェックリスト
・家計のチェック、家計簿アプリのインストール
・会社の福利厚生を確認(特に企業型DC)
・NISA・iDeCo口座を開設(ハピタス経由がおすすめ)して月1万円の積立を設定
・やりたい副業のピックアップ、読むべき書籍や取りたい資格のリストを作る
焦らず、でも立ち止まらずに行動しましょう。今の小さな一歩が将来の自分を助けてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼ 関連記事
-
-
【目的別に解説】新社会人のための資産形成ガイド
2025/6/16
将来のお金の不安、ありませんか? 「なんとなく貯金しなきゃ」「投資が必要らしい」と思っていても、いざ何をすればいいか分からない…。それは、"目的"が定まっていないからかもしれません。 資産形成の第一歩 ...
▼ この記事で紹介した商品まとめ
投資家のバイブル
となりの億万長者
筆者が尊敬する「世紀の相場師」
大きなリスクをとれる才能を持った人が何度も破滅する話
バブルの歴史を学ぶ